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ホンダNR500の1/12スケール組み立てキットが在ることを発見。 [バイク、車]

ホンダNR500の1/12スケール組み立てキットが在ることを発見。
1979年の第11戦イギリスGP仕様。つまりタイプ"0X"。
欲しい!!!
株式会社モデルファクトリーヒロというメーカーの製品で値段は29000円。
プラモデルではなくレジン、ホワイトメタル、エッチングといった内容のキットらしい。
29000円はレア度や内容を考えれば高くはないが今はどうやら在庫切れの模様。
再販するのだろうか?
しかしプラモデルもちゃんと塗装して作ったことがない自分には
難しいな。チェーンも1コマ1コマ組み立てるようだしとても作れそうもない。
完成品が欲しいがものすごく高い値段になりそう。

 NR500といっても今では知ってる人も少ないんだろうな。
現在のバイクレースの最高峰MotoGPのMotoGPクラスの前身で
世界GP(World GRAND PRIX)の最上位クラス500ccクラスにエントリーした
ホンダのレーシングバイクがNR500で全てに常識破りの夢のマシンだった。
 1973年のMVアグスタに乗るフィル・リードが4ストロークレーサーでの
最後の500ccクラスチャンピオンだった。4ストロークレーサー最後の勝利は
1976年の最終戦、雨のニュルブルクリンク、ドイツGPでジャコモ・アゴスチーニが
飾って以来2ストロークマシンの優位は絶対揺るがないものとなっていた時代に
敢えてレギュレーション的に不利な(当時2ストロークも4ストロークも同じ500cc
の排気量だった)4ストロークで挑戦することを選んだホンダイズム全開のマシン
、、、。
 クロモリ製鉄パイプフレームの時代にアルミモノコックフレーム、
今では当たり前だが当時は見たこともなかったアップサイドダウンのフロントフォーク、
18インチが標準の時代に16インチホイール。そしてエンジンは
水冷V型4気筒楕円ピストン32バルブ、、
そう、1気筒あたり8バルブ!!!
まあ当時は構造が公表されていなかったので雑誌でも想像が掲載されるだけで
ピストン形状もメガネ状とか四角いとかいろんな報道が錯綜していましたし、
バルブ数も6本という記事もありましたが。

 結局実戦ではヤマハ、スズキの2ストローク勢に追いつけずWGPでは1勝も
できなかったけどこんなに夢を掻き立てるバイクは後にも先にもこれだけですね。

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